こんにちは。少しずつ日が短くなり、秋らしい風が吹くようになりましたね。
この時期、エステサロンにいらっしゃるお客様からよく聞くのが**「急にシワが目立ってきた」「肌がゴワゴワして、ファンデーションが粉を吹く」**という切実なお悩みです。夏の間はあんなにツヤっとしていたはずなのに、なぜ秋になると急にお疲れ顔になってしまうのでしょうか。
秋の肌は「硬い殻」を被っている状態
夏の間、お肌は強い紫外線から自分を守ろうとして、角質をどんどん厚くしていきます。いわば、自ら「硬い殻」を作って耐えていたのです。
そこへ追い打ちをかけるのが、秋の急激な湿度の低下。厚くなった角質が乾燥してカチカチに固まり、それが「ゴワつき」や、細かい「ちりめんジワ」の原因になります。
この「硬くなったお肌」の上から、いくら高級な化粧水をバシャバシャつけても、残念ながら奥まで届きません。秋の美容で大切なのは、**「まずはほぐして、それから満たす」**という2ステップなんです。
解決策1:クレンジング前の「1分蒸しタオル」
まずは、カチカチに固まったお肌の「殻」を緩めてあげましょう。
やり方はとても簡単。水で濡らして絞ったタオルをレンジで30〜60秒ほど温め、顔全体を優しく包み込むだけ。蒸気の力で毛穴が開き、角質がふっくらと柔らかくなります。
この「蒸しタオル」の後にクレンジングをすると、毛穴の奥の汚れが驚くほどするんと落ち、その後の化粧水の吸い込み方が劇的に変わります。お肌という「土壌」を、温かい蒸気で耕してあげるイメージですね。
解決策2:水分を“押し込む”「3分間のミルフィーユ・パック」
お肌が柔らかくほぐれたら、次は水分を徹底的に補給します。 手でパシャパシャとつけるだけでは、秋の乾燥した肌には不十分。そこでおすすめなのが、コットンを使った**「ローションパック」**です。
- コットンを水で濡らして軽く絞り、お手持ちの化粧水をたっぷり含ませます。
- そのコットンを2〜3枚に薄く裂いて、両頬や額など、乾燥が気になる部分に密着させます。
- そのまま「3分間」キープ。
たった3分ですが、密閉されることで水分が角質層の深いところまでじわじわと浸透していきます。パックを剥がした瞬間、指が吸い付くような「もちっ」とした感触に驚くはずです。
※注意点は、5分以上放置しないこと。コットンが乾き始めると、逆に肌の水分を奪ってしまうので「3分」がベストな時間です。
エステティシャンのひとりごと
「秋は、お肌の修復の季節」 夏に受けたダメージをそのままにして冬を迎えると、その乾燥はさらに深刻なものになってしまいます。
秋にどれだけお肌を労われるかで、冬を越したあとの「見た目年齢」に大きな差が出ます。「なんだか最近疲れてるかも」と感じたら、それはお肌が「休ませて!」とサインを出している証拠。
まずは今夜、温かいタオルでお顔を包んで「お疲れ様」と声をかけてあげてくださいね。その一分が、あなたを未来の美肌へ導いてくれます。




